2020/11/23 00:00
もうすぐ12月、あっという間に今年も終わってしまいますね。11月23日の勤労感謝の日は、年内最後の祝日です。
「勤労をたつとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう日」とされていますが、戦前は「新嘗祭」という古くから続く神事でした。日本書紀にも記述があることから、とても歴史ある神事だということがわかりますね。
今年一年の農作物に対して、収穫した野菜や果物を神様に捧げて、自然の恵みに感謝するという宮中行事です。今でも、宮中では、天皇陛下が神嘉殿において新穀を、皇祖はじめ神々にお供えになって,神恩を感謝された後,陛下自らもお召し上がりになられます。
日本人の感覚には、新嘗祭の方が自然に受け入れられるように思いますが、皆様はいかがですか?